糖尿病黄斑症

とうにょうびょうおうはんしょう

黄斑とは網膜組織の最重要な場所ですが、その黄斑が糖尿病によって、浮腫(腫れ、むくみ)を起こします。糖尿病の約10%に生じます。一度生じると治療をしても劇的に改善することは難しいのが現状です。光干渉断層計検査(OCT)にて浮腫の状態の把握が必要です。

糖尿病黄斑症の特徴

症状

見たい物の中心部分がぼやけたり、物がゆがんで見えるなどの症状が現れます。

治療

黄斑変性症の治療の目的は、病変の元となる新生血管を退縮させて、視力を回復させることです。抗血管新生薬療法、光線力学的療法、レーザー光凝固術などがあります。現在最も有効とされる治療は抗血管新生薬療法です。